主人公たちが転生してきた世界の今代の魔王アリエル。
見た目は少女のような容姿をしているが、世界最古の魔物と言われており、悠久の時を生きており、世界の真相を知る数少ない人物の一人です。
八重歯が可愛く、なぜか露出度が高い独特の服装です。
そんな魔王アリエルの最強能力と蜘蛛子との関係をご紹介します。
※ネタバレがあります。見たくない方はブラウザバックでお戻りください。
1.ステータス90000超えと魔王のぶっ壊れスキル『暴食』
アリエルは異世界での「魔王」であり、その本質は蜘蛛です。見た目は10代ほどの美少女であり幼いのですが、実際のレベルは3桁に達しており、ステータスもすべての項目が9万の大台に乗るほか、ほぼ隙のない耐性を備えた怪物です。システムの影響下にあるもので彼女を倒せる者は、勇者を除いて事実上存在しません。
また、神龍結界、深淵魔法などの協力なスキルを所持している上に、支配者スキルと呼ばれる他のスキルとは一線を画す強力なスキルの一つ『暴食』を所持しています。
支配者スキルとは傲慢・怠惰・色欲・強欲・憤怒・嫉妬・暴食の七大罪シリーズと、慈悲・忍耐・救恤・節制・勤勉・謙譲・純潔の七美徳シリーズ、加えて「叡智」の15種類が存在し、スキル自体にも相当なステータス補正効果があるが、「○○の支配者」という称号も与えられてチート級スキルも取得、更なるステータス補正や取得スキルの解禁もされる特殊なスキルです。
効果および付属されるスキルは勿論のこと、支配者スキルの所持者は管理者に対していくつか要望を通す権限を付与されるという特徴を有し、その権限のひとつとして、支配者スキルの保持者は他者からの鑑定を妨害することができる一方、保有者の精神に多大な悪影響を与え、場合によっては自滅に導くこともある危険なスキルでもあります。
アリエルが所持しているのは七大罪シリーズの『暴食』です。
あらゆるものを可食とし、自らのエネルギーにすることが出来る支配者スキル。物質のみならず、魔法や結界なども対象とすることが出来るぶっ壊れスキルです。
2.蜘蛛子と魔王アリエル
アリエルの本質は蜘蛛であり、現存する蜘蛛の魔物を遡るとすべて彼女に行き当たる。
つまり蜘蛛子にとっても始祖にあたる存在であり、本人は冗談めかして「おばあちゃんよ」とうそぶくような間柄。最も有力な配下であり、分身と言えるクイーンタラテクトの一体が主人公の(“並列意思”による魂レベルの)攻撃によって危機に陥っていることを分身からの要請によって知り、それを食い止めるために主人公と敵対する。その戦いの過程の中で主人公のスキルによって生まれた“並列意思の一人(元・体担当)”と融合して若干の変質を起こした。
蜘蛛子との間で数度の会敵を繰り返して毎回瞬殺するが、手管を変えて蘇生する度に強くなっていく彼女に恐怖を覚え、戦力の穴埋めを兼ねて同盟を提案し、成立させる。はじめは打算に基づく懐柔のはずだったが、旅を続け共に死線をくぐる中でいつしか純粋な友情に変化していった。
本来の性格は臆病なものだったらしく、エルフの不穏な動きや世界の危機に対しても及び腰だった。主人公のお気楽な気性と転生者由来の知識が流入したことによって、フレンドリーを気取りながらもどこか抜けている残念な性格へと変化を遂げた。
3.世界の真相と最古の神獣
魔王アリエルは「最古の神獣」と呼ばれる程に悠久の時を生きている魔物で、かつて神言教と女神教の信仰の対象でもある女神サリエルの庇護下にいたこともあります。
はるか昔、人類と龍との戦いにおいて、星の生命力であるMAエネルギーが大量に消費されてしまい、世界は崩壊の危機を迎えてしまいます。
女神サリエルは自らの献身で世界の崩壊を食い止めますが、世界の崩壊は緩やかにですが確実に進行してしまっています。蜘蛛子たちが転生した時期には、世界の崩壊は止められない程に悪化していました。
アリエルは女神サリエルに多大な恩義を感じており、心の底から敬愛しています。
蜘蛛子のせいで停滞していた魔王としての活動を活発化させます。長期に渡る準備期間を経た後に人族と魔族の間の全面戦争“人魔大戦”を引き起こし、MAエネルギーの回収を行います。
その後、自分の産みの親である『ある人物』との決着を付けるために動き出します。
トニカクカワイイの有栖川綾役などで活躍されています。
八重歯かわいい魔王アリエルを楽しみにしています。
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