サジンは25人の転生者の一人で、アニメ21話で活躍?します。
彼は転生者特典で「忍者」のスキルを取得しており、能力的には優秀な隠密部隊の一員です。
能力的には。
彼はシュン達と敵対関係にあり、魔族側と繋がりがあります。
そんなサジンの魅力をご紹介します。
声優情報もあります。
※ネタバレがあります。見たくない方はブラウザバックでお戻りください。
1.忍ばない忍びサジンとエルフの里攻防戦
前世の名前は草間 忍(くさま しのぶ)。
前世では夏目(ユーゴー)のグループに所属していたが、それ以外の男子ともそれなりに話しをするタイプ。
夏目のグループに所属してたのはどっちかっていうと長いものに巻かれる的な発想で、夏目を慕ってたわけじゃなさそうだと分析されている。ラースこと笹島京也と仲の良かった少年。
聖アレイウス教国の暗部を司る家系に生まれる。その生まれから、幼いころから暗部の訓練を施され、元から持っていたユニークスキル忍者の影響もあって頭角を現す。が、元々の軽い性格のせいで致命的なまでに暗部に向いていない、残念忍者。
ユニークスキル「忍者」を有しており、発生させた分身と瞬時に本体の位置を入れ替えることで敵の目を欺き、回避する「空蝉」など各種忍術が使用可能。転生者としては規格外のソフィア、ラースには及ばないもののシュン一行ら鍛えた転生者と戦える水準には達しているそれなりの強者である。
エルフの里攻防戦では転移陣からシュン一行の前に単身姿を見せ、昔通りの軽口を叩きながらエルフの退路となる転移陣を破壊するという任務を成し遂げ、悠々と撤退していった。ちなみにこの爆破の際に用いたのはラースから譲り受けた炸裂剣である。
2.ポンコツすぎる忍びと教皇
真言教の教皇ダスティンからのサジンの評価は低い。
サジンは私を騙せるほどの演技ができるほど器用ではない。
変身などという能力も忍者のスキルの中にはあるが、それを活かせた試しはない。
もう少し演技力があれば、もっと活躍の場も増えたものを。
思慮が足らなすぎる。
エルフの里に送り込んだウギオの方がよほどしっかりとしている。
手元に残しておく人材を間違えたかと、何度自問自答した。
と散々な評価となっている。
魔族と真言教の秘密裏に行われた会談の前。「白」が彼らの前に突如姿を現し、事前の根回しのための資料を置いて去った直後、教皇がサジンに「白」の事を尋ねる。
「サジン、あの少女のことを教えてくれ」
「ああ。あの子は若葉姫色さん。前世の同級生でクラスメイトだ。んでもって学校一の美少女!」
と軽い調子で返した。
認識阻害を施している「白」を教皇が正しく認識出来なかったため、改めて教皇が尋ねる。
「サジン、お前にはあの少女の顔がはっきりと見えていたのか?」
「は? 何当たり前のこと言ってんだよ? ついにボケたか?」
と言ってのけ、
若葉さんってクールビューティーを体現したような完璧美少女。
白く輝く髪とか超ファンタジーっぽくて神々しいじゃん。やべえ、超やべえ
などと容姿への賛辞をまくしたてる。
「容姿のことはもういい。肝心なのはどういった人物であったのかだ」
と問われると、
「わからん」
「ミステリアスなのも若葉さんの魅力なんだぜ!」
と人族最高の権力者への返答とは思えない軽い調子で返す。
「やはり、私は人選を誤ったかもしれん」
と、教皇は頭を抱えている。
3.小市民サジンと魔王軍の転生者
大事な真言教と魔族側との会議の場では、
「教皇ちゅっ轄暗部あ隊所属、サジンです。」
と、噛んでしまう小市民のサジン。
会談が一段落したときに、前世で仲の良かったラースを自室に招きます。
床が見えないほど散らかった部屋を見て、ラースも
「草間、掃除しろよ」
と言うが、
「悪い悪い。人をこの部屋に入れることなんかないからさー」
悪びれもせずたははと笑う。
「ていうか、魔族として参戦するとかマジなん?」
「マジなつもりだよ」
「えー。やめとけよ。戦争とか正気じゃねーだろ」
と、軽く言うサジン。
異世界で過酷な生き方を強いられてしまったラースは前世の価値観をそのままに生きてこられたサジンにことを羨ましく、また眩しく感じている。
雑談の中でソフィアのことに触れている最中、「白」からラースを呼んでくるように言われたソフィアが部屋に入ってくる。
「誰のことを話してたのかしら?」
とソフィアが詰め寄ると、
「すんませんごめんなさい許してください!」
と土下座する。
前世の侮蔑のあだ名を呼ばれていたことを聞いているソフィアは軽く吸血することで怒りを収める。
「俺、なんか新しい扉開きそう」
と、変わらない軽い調子である。
その後、話の流れで他の転生者の現況の話題となった際、エルフの里に真言教のスパイとして転生者ウギオ(荻原 健一)が潜入していることを話し、機密文書である真言教が集めた他の転生者の情報一覧のリストをラースに見せメモを取らせているなど、ポンコツぶりを発揮している。
何かと暗い話の多い転生者の中で、底抜けに明るい良心と言える愛すべきキャラクターです。
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