人族最強の魔法使いであるロナント。勇者ユリウスや宮廷魔術師オーレルの師匠でもあります。彼は人族側の人間でありながら、蜘蛛子やパペットタラテクトシスターズといった魔族側の蜘蛛たちとも、関わりの深い人物でもあります。
そんなロナントの魅力と蜘蛛子達との関係をご紹介します。
声優情報もあります。
※ネタバレがあります。見たくない方はブラウザバックでお戻りください。
1.人族最強の変態 ロナント
史上最年少でレングザント帝国筆頭宮廷魔導士に就任し、現在もその地位にあって人族最高の実力を誇る老魔法使い。一見すると気さくな人物だが、その実奔放で身勝手。些事を厭って周囲にぶん投げることも多いが、魔法のこととなると目の色を変える「魔法馬鹿」である。
得意とする獄炎魔法に加え、治療魔法、鑑定、痛覚無効などの魔法やスキルに加えて魔王すら使うことが出来ない空間魔法による長距離転移を行うことも出来る。
空間魔法は常人が取得しようとすればかなりの難易度であり、他の全てのスキルを捨ててこの鍛錬に臨まなければならないとされています。
ロナントは空間魔法による長距離転移に加えて他の魔法も高いレベルで取得しています。このことからも彼が優秀な魔法使いであることが伺えます。
2.蜘蛛子とロナント
己の実力を鼻にかけ世界で並ぶものなしという自負に満ちていたとき、エルロー大迷宮の調査に随行した際に蜘蛛子に遭遇し、調査隊は壊滅。危うく殺されかけそうになったところを長距離転移で脱出。
蜘蛛子はこの一件によって迷宮の悪夢という名で呼ばれるようになり、黒歴史となっている。
ロナントは蜘蛛子と遭遇したことでスキル「魔導の極み」を見出し、彼女の魔法の実力を理解。上には上がいるという事実を前に無力感と謙虚さを覚え、自己鍛錬に精を出すようになった。弟子に対してもこの経験は幾度も説かれており、内心では死に急ぐことを愚と思って何よりも嫌っている。
その後は蜘蛛子のことを勝手に師と仰ぎ、数々の奇行を繰り返す。主人公の影を追って大迷宮に転移し、彼女の残した蜘蛛たちの生存競争を目撃すると感激を繰り返し全裸となって修行に励んだ。
蜘蛛子の残した蜘蛛たちが食べる物がなくなり、下層に降りて行ったときについていくが、
下層の強力な魔物に対処できず飢えかけているとこにギュリエディストディエスと出会う。
この事がきっかけで、服を着ることと、自分が魔導の真髄を目指すことになった原点を思い出す。
混乱の中、幼い勇者ユリウスの覚悟を見て老いた自分に代わって人族の守護という目的を託すにはふさわしいと判断したことで、彼を弟子に取った。オーレルも弟子にとっています。
彼の原点は先代の剣帝「レイガー」や勇者と誼を結び、戦乱の世を終わらせようと盟を誓ったことにあったのだが、その両名の失踪を境に目的と熱情を失って現在のスタイルに落ち着いたようである。
その後、ロナントは帝国の筆頭宮廷魔導士として、人魔大戦に参戦し、王国の防衛にあたったのち、ユーゴーの指示により、エルフの里攻防戦に参戦することとなる。
3.ロナントとパペットタラテクトシスターズ
指揮官のひとりとしてエルフの里への侵攻に参戦。
鑑定が弾かれ、底知れない強さを漂わせるソフィアに思うことがありつつも職務を果たしていく。大半の自軍が森林地形に特化したエルフの防衛線に翻弄される中、突出するほどの侵攻を見せたが、強力なエルフの機械兵器に会敵することになってしまう。
殿となって奮戦するも多勢に無勢だったところを唐突に現れた人形蜘蛛姉妹(パペットタラテクトシスターズ)に救われ、成り行きから発奮して共闘することになった。
パペットタラテクトシスターズは元々はアリエル配下のパペットタラテクトという種族の魔物で、11体の内7体は蜘蛛子によって倒されている。
本体は極小の蜘蛛の魔物です。
蜘蛛子と魔王が協力関係になったことで、4体は監視の意味も兼ねて蜘蛛子と魔王とソフィアたちが魔族領へ向かう道中に同行する。
その際に、蜘蛛子の手によって魔改造が施され、可愛い少女のような見た目の精巧な人型の人形となった。
彼女たちは可愛い見た目とは裏腹に、神話級の魔物です。なお、女子力は高い。
アエル。アリエル直属の部下「パペットタラテクト・シスターズ」のリーダー格。何事もそつなくこなし、率先として動く行動派。姉妹のストッパーとなっている一方、まとまりのない妹たちの遊び相手を他者に誘導してのけるしたたか者でもある。魔族領到着後はアリエルと離れず、その補佐にあたっている。
サエル。アリエル直属の部下「パペットタラテクト・シスターズ」の一人。あまり意思表示をしない気弱な性格をしており、戦闘においても自信の無さからワンテンポ遅れることも多い。主体性の無さから指示がなければ動けないが、実力自体は他の姉妹と比べても遜色ない。主人公やソフィアの護衛にあたることが多いが、その時は部屋の片隅で膝を抱えてじっとしている。
リエル。アリエル直属の部下「パペットタラテクト・シスターズ」の一人。全く行動が読めない性格で、何をしでかすかわからない。よく意図を掴ませない微笑みを浮かべている。似た傾向のフィエルと共に主人公の側につけられていることが多いが、時折何もない虚空を見つめていることも。
フィエル。アリエル直属の部下「パペットタラテクト・シスターズ」の一人。落ち着きがない子どもそのもので、イタズラ好きな性格のお調子者。有り余る元気に従って主人公を振り回すことも多い。アエルを除くほか二人同様に力加減の利く性質ではないため、主人公からもよくたしなめられる。ロナントを「ざーこ」「じーじ」転じて「じーこ」と挑発しているのはこの娘。
パペットタラテクトの本編での活躍があることを期待しつつ、
ロナントの活躍を期待しています。
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