元は地球で暮らす「若葉姫色(わかば ひいろ)」という女子高生だったが、教室で起こった謎の大爆発により死亡してしまう。目覚めたときには、蜘蛛の魔物「スモールレッサータラテクト」に転生させられます。
「スモールレッサータラテクト」は蜘蛛系モンスターの中でも底辺に属する種族であるため、戦闘能力は極めて低い。しかし人間としての頭脳と、いわゆる転生特典として得た「韋駄天」のスキルを活用して、死と隣り合わせのサバイバルを潜り抜け、より強い魔物へと進化を続けていく。
そして、元人間として目標にしていた人型の蜘蛛の魔物。アラクネへの進化を目指します。
そんな蜘蛛子の進化ツリーとアラクネへの進化。そしてシステムを超えた最終進化についてご紹介します。
声優情報もあります。
※ネタバレがあります。見たくない方はブラウザバックでお戻りください。
1.蜘蛛子の進化ツリー
スモールレッサータラテクト
幼体(スモール)や劣化種(レッサー)と名がつく通りタラテクト種でも最弱の種族。迷宮内の食物連鎖でも最底辺に当たる魔物で、体長も1メートル程度とタラテクト種としては小型。一桁台から始まるステータスに加え、知能も低く大抵は愚直に突っ込むことしかしないので通常個体の討伐は容易である。稀に造網性の個体がいるが、巣自体は非常に頑強なためこの場合は危険性が跳ね上がる。本体と蜘蛛糸は炎に弱いため、冒険者は対策として着火手段を用意することがセオリーとなっている。
スモールタラテクト
スモールレッサータラテクトとしてレベル10に達したことでスモールタラテクトに進化しました。エルローバラドラード(レベル9)を倒したことで一気にレベルが上がり、進化条件を満たしました。スキル「苦痛耐性」レベル1→レベル2、「毒牙」レベル5→レベル6など向上しています。
スモールポイズンタラテクト
猿軍団を倒した蜘蛛子が進化したのはスモールポイズンタラテクト。スキル「毒攻撃」を新たに取得し、糸と毒を絡めた攻撃を会得します。中層攻略開始時の形態です。
ゾア・エレ
進化条件が「一定以上のステータスを持つ”小型”の蜘蛛系モンスター」であり、高い戦闘力に加えて隠密性を持つ凶悪なモンスターです。ステータスもHP・MP・SPは100UPで200近い数値となり、攻撃・防御はともに118UPしています。今後、大活躍する「並行意思」を取得しています。
エデ・サイネ
「ゾア・エレ」がレベル20に達すると進化する形態です。「死の象徴ともいわれ、恐れられる小型の蜘蛛型の魔物」です。こちらも前足の先端が鎌になっていて、黒字に白い髑髏模様が特徴です。腐蝕耐性を得ていますが、さらに強力な腐蝕属性も得ているため、結局は自滅するように設計されています。この進化で、遂に、地龍との決戦に挑みます。
ザナ・ホロワ
この派生の中では最上位の蜘蛛型魔物であり、一部の攻撃を除いては「不死」というスキルが有効であり、クイーンタラテクトに匹敵するほどの強さを誇ります。しかし進化前の「ゾア・エレ」と「エデ・サイネ」の時点で自滅してしまうというシステムの罠があるため、いままで発見されていない種類のモンスターです。
アラクネ
小型もしくは中型の蜘蛛型の魔物
支配者スキル「傲慢」の所持
レベル50以上である
という条件を満たした上で進化できる。
通常の進化ツリーからは外れた特殊な進化先であり、見た目は半人半蜘蛛という存在です。ちなみに支配者スキル「傲慢」は異世界で1人しか所持することができないため、自動的にアラクネも複数体同時に存在することができません。
2.アラクネの特徴と最強能力
「叡智」で閲覧できる進化ツリーで存在を知った主人公がコンピューターRPGに見られるデザインを鑑みて魅力的な進化先として認識、人間とコミュニケーションを取る手段は何かと考え、消極的かつ便宜的な目標として進化の目標と据えた種。
蜘蛛の頭部に当たる部位から人間の腰から上の上半身を生やした半人半蜘蛛の姿をしている。蜘蛛子がアルビノ個体で色素を持たない(白い)個体であるため、アラクネとなり、人型の上半身も白くなっている。前世の記憶にある「若葉姫色」の姿をしており、蜘蛛子は狂喜のあまり小躍りするほど喜んでいる。
進化直後でもステータスは平均3万台に到達しており、異世界でも屈指のステータスとなった。マザーの倍ほどのステータスに加え、邪眼系スキルの強化、強力な腐食攻撃のノーリスク化。糸も出せる器用な指先や広く旋回可能な視界を持つ上半身を得たことで融通を増しており、従来の蜘蛛型の半身の頭脳もそのまま柔軟に姿勢制御を行うなど、二つの身体に二つの脳を持つ、蜘蛛に騎乗した人間とでもいうべき存在となっている。そのため仮に片方の頭脳がやられても、もう一方の頭脳が生きていれば死ぬことはなく行動可能である等、不死性も強化されている。
3.更なる進化神化
ストーリーが進んでいくと主人公・魔王アリエル・ポティマスの3人で共闘をするシーンがありました。この時にGフリートというロボットに搭載されていたGMA爆弾が爆発しそうになります。その爆発寸前のGMA爆弾を主人公が食べて取り込みました。
GMA爆弾を食べた事で神性領域拡張のスキルがレベル10になります。神性領域拡張は魔王アリエルでさえレベル3でした。この神性領域拡張カンストによって神へと進化。
主人公の蜘蛛子はGMA爆弾を取り込み、その膨大なエネルギーを吸収します。
しかし、爆弾が爆発する可能性があったので管理者Dの手によって一時的に避難をさせられました。同時に全身を貫く痛みに襲われます。その後、管理者Dによって魔王アリエル目の前で転移して消えました。これは緊急措置の為ですね。
そして、主人公の蜘蛛子は神化を果たします。
アニメ11話の勇者一行を襲った時には、すでに神化した蜘蛛子「白織」です。この時点ではもういろいろ終わっているんですね。
幼女戦記のターニャ・デグレチャフ役などで活躍されています。
蜘蛛子の進化と物語の結末を楽しみにしています。
0 件のコメント:
コメントを投稿