遂に始まったアニメ2期。その初回の12話が放送されました。
やっぱりエリスは可愛いなぁとか。
ロキシー師匠を探せ!と言った展開にワクワクしましたが、今回のメインはなんと言っても行き倒れ寸前の魔界大帝キシリカキシリスです。登場シーンはアニメ制作会社TRIGGERっぽい作画になると評判のキシリカ。今回はそんなキシリカキシリスの魅力と実はめちゃくちゃ有能なところをご紹介します。
声優情報もあります。
※ネタバレがあります。見たくない方はブラウザバックでお戻りください。
1.キシリカキシリスとは
膝まであるブーツ、レザーのホットパンツ、レザーのチューブトップ。
青白い肌に、鎖骨、寸胴、ヘソ、ふともも。ボリュームのあるウェーブのかかった紫色の髪と、山羊のような角を持った幼女。
初代魔神とキリシスカリシスの娘。生後1万年ほど経っており、ほぼ世界の生き字引と言える存在。
人魔大戦において魔族の旗頭となった魔族で、ルーデウスに「魔眼」を授けたように気に入った相手に魔眼を授け、人魔大戦では配下を増やしていった。
そして、あっさり大敗した不死身の魔帝。
ラプラスの手によって大戦が引き起こされるまで、魔族の人権がなくなり奴隷のような扱いとなったのは、おそらくこの大戦に敗北したため。
魔族の偉人である筈だが、性格は自堕落かつ退廃的だと有名で、何も考えずその場の雰囲気で行動するいい加減さや、食事を忘れて何度も餓死する間抜けさから、馬鹿扱いされてぞんざいに扱われている。
死んでも約1000年ほどで復活することができることから「復活の魔帝」。
体内に12の魔眼を持ち、気に入った相手に魔眼を授けることから「魔眼大帝」と言われている。この際に自身の12の魔眼が無くなる訳でなく、無尽蔵に「魔眼」を授けられるらしい。
いつまで経っても魔神と呼ばれず魔界大帝止まりなのは実力不足だからとのこと。
復活するごとにフィアンセを決めるらしい。現在のフィアンセはバーディガーディ。約300年前に復活したが、魔神ラプラスの存在で影が薄くなったことに加えて、魔族が権利を得た平和な時代のため相手にされず、魔大陸を放浪しながらご飯を食べさせてくれる相手に魔眼を渡している。また、呪いでは無い何かの影響で魔大陸から出られないという制限を持っている。
2.実はめちゃくちゃ有能
戦闘能力は大したことは無く、どうみても頭の悪い幼女だが、そもそも「魔界大帝」という称号は魔神の手前の存在であり、「魔王」よりも格は上。出自も初代魔神とキリシスカリシスの娘とびっくりする程のエリート。
アニメ12話ではルーデウスに「予見眼」を与えたが、キシリカ・キシリスが他人に与えることができるのは「魔力眼」「識別眼」「透視眼」「千里眼」「予見眼」「吸魔眼」の6種類で、キシリカ・キシリスが完全復活すると、これに加えて「万里眼」「空絶眼」「魅了眼」
といったランクが上の魔眼も他人に移植可能になるようです
「魔力眼」は、最も一般的な魔眼で、キシリカ・キシリス曰く一万人に一人くらいは持っているのだとか。
魔力を直接目で見ることができるようになります。
「識別眼」は、その物体の正体が目で見たときに分かる魔眼です。
ただし、その正体がわかるのは、自身がその正体自体を知っていた場合のみということでした。
「透視眼」はその名の通り、壁などを透視で見ることができる魔眼です。
キシリカ・キシリスは好色なルーデウスにはもってこいな魔眼だと紹介していました。
「千里眼」は、遠くまで目で見ることができる魔眼です。
ただし、あくまで見ることができるだけで手出しはできません。
「予見眼」は、数瞬先の未来を見ることができる魔眼です。
ルーデウスはこの魔眼をもらいました。
「吸魔眼」は、魔力を吸い取ることができる魔眼です。
ルーデウスは魔術を使うため、自分の魔術も吸い込んでしまうので
この魔眼は不向きだと判断していました。
「万里眼」は、千里眼を上位互換した魔眼です。
キシリカ・キシリスが使っている魔眼はこの万里眼でした。
「空絶眼」は、能力の詳細が明かされていませんが、ランドルフ・マリーアンが持っていて、反乱軍から城を守る際に使っていました。
「魅了眼」は、目を見た相手に恋情を抱かせることができる魔眼です
キシリカキシリスはこの他にも更に三つの魔眼を所持しており、合わせて十二の魔眼を持っています。(残り三つの魔眼の描写はありませんでした)
ルーデウスと別れた後、ロキシーに魔眼の力を使ってパウロとゼニスの居場所を教えたり、一万年ほど生きているだけあって深い知識を持っており、7000年前に流行したドライン病の治し方をルーデウス達に教えたり(その際にクリフに識別眼を授け、この事が後に呪いの解呪、スペルド族の病を治すことに繋がっている)
ルーデウスに三度再会(捕獲された)した際には対ヒトガミへの選別として千里眼を与えている。
めちゃくちゃ有能であり、ルーデウスにとっては探したらなんかすぐ見つかり、ちょろく、すぐ助けてくれる未来の猫型ロボットのように便利な存在となっている
戦闘能力は低いという事ですが、
ルーデウスの魔導鎧『二式改』を着込んでいても
掴まれたら振りほどけない程には力は強く、神や魔王クラスからしたら戦闘能力が低いということらしく、普通の人族では太刀打ち出来ないと考察できます
3.キシリカキシリスと不死魔王の血族
キシリカキシリスと不死魔王とは関りが深い。
魔王バーディガーディとは婚約者であり、その姉であるアトーフェラトーフェ・ライバックとも旧知の仲であり、仲が良いというよりは因縁がある。
また、ルーデウスもこの二人の魔王とは深いかかわりを持つようになっている。
不死魔族とは不死身の肉体を持つ魔族。太古の時代から魔族の筆頭的な位置にいる。
寿命がないことに加えて、粉々にされても肉片同士が集合し、肉体が消滅しても難なく復活する再生能力によって、並大抵のことでは死なない強靭な種族だが、同時に単純な生命体でもあり、力任せで頭の悪い大雑把な者が多い。
また、不死身の肉体に絶対の自信を持つため、敵の攻撃をワザと受けるなど油断しがちで痛い目を見ることも多々ある。再生以外にも身体の一部を切り離して分体として活動させることや、身体を変形させて形を変えることができ、そのためか個体によって姿が大きく異なり、種族共通の外見特徴がない。
バーディガーディ
魔界大帝キシリカキシリスの婚約者
魔大陸ビエゴヤ地方に君臨する魔王。紫の長髪に黒い肌の筋骨隆々な巨漢で6本の腕を持つ。
常に笑っている陽気な性格で、良く言えばおおらか、悪く言えば大雑把で細かいことを気にしない。魔王の中では穏健派で、強さを追い求めることよりも友人を作って酒を飲んで共に騒ぐことを好む。漆黒の肌は剣王並の攻撃力でないと傷つかず、爆散しても肉片が集合して難なく復活できる生命力を持つことから「不死身の魔王」と呼ばれている。
アトーフェラトーフェ・ライバック
魔大陸ガスロー地方に君臨する魔王。太い角を額に生やし白髪赤目に青黒い肌と蝙蝠の羽を持つ女性。バーディガーディの姉。第二次人魔大戦やラプラス戦役で猛威を振るった武闘派魔王で、強者との戦いを楽しむ好戦的な性格。魔大陸で最も恐れられているが、頭の悪い猪突猛進の単細胞なため難しい話を理解できず、キシリカでさえ「魔王の中でも随一のアホウで、まともな話などできない」と評す。自分が馬鹿だとは認めておらず、馬鹿にされるとすぐに激昂する。
非常に高い戦闘能力にどれだけ攻撃を受けても肉片が集まって再生する不死身の肉体を持つことから「不死魔王」と呼ばれている。ラプラス戦役終結後は北神カールマンから教わった北神流剣術を使うようになった。その強さは北神と互角の七大列強下位クラスで、決闘なら魔神ラプラスと北神カールマン以外に負けたことは無いが、不死魔族らしく油断しがちで何度も痛い目に合っている。
人族とは違う種族の代表格で無職転生の世界の中でも異文化を感じられる魔王達とその価値観。こういった不思議な生物が登場し、活躍するのも無職転生の物語の面白いところだと思います。
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