ルーデウス一行が聖剣街道を進んでいる道中に一枚の石碑を見つけます。それは闘神語で世界の最強の七人が記された「七大列強」と呼ばれる石碑でした。しかも、世界の各地にありながら記されている者が倒されるなどすると自動でランキングが入れ替わるというマジックアイテムでした。
今回はこの七大列強のご紹介と無職転生の最強キャラをご紹介します。
※ネタバレがあります。見たくない方はブラウザバックでお戻りください。
1.七大列強とは
第二次人魔大戦が終わった頃に技神に定められた人の世界で最も強いとされる七人。ランキングは石碑によって世界各地で確認することが出来る。この石碑は魔道具で魔力の濃い場所にしか存在しないが、自動でランキングが切り替わるようになっており、石碑自体は通信用の端末であるようで、ランキングを書き換えたりは出来ない模様。
序列一位『技神』、
序列二位『龍神』、
序列三位『闘神』、
序列四位『魔神』、
序列五位『死神』、
序列六位『剣神』、
序列七位『北神』、
と称号と本人の信仰している紋章で記されており、名前などは不明となっている。
これは序列一位の『技神』ラプラスが後世の技術の研鑽のために作ったらしい。
ランキングは自動で更新されるが、死亡すると除外される、戦って勝てば入れ替わるといったもので(一対一で戦わなくてもいい)、ステータスで序列が決まっているわけではないので、序列と強さが一致していない人物もいるらしい。
また、入れ替わりがあった際は同じ称号・同じ紋章の者が入れ替わった際(代替わり等)には入れ替わりに気づけないこともある。
ラプラス戦役以前は名を轟かせていたが、ラプラス戦役で技神と闘神を除く5人の列強が参加し、3名が死亡したことで、下位列強が以前より弱くなったことに加えて、上位陣の所在が分からなくなったので名が廃れている
2.七大列強と新七大列強
ルーデウスが初めて『七大列強』の石碑を見た時の序列は序列一位から『技神』『龍神』『闘神』『魔神』『死神』『剣神』『北神』の順となっています。
序列七位からご紹介していきます。
七大列強 序列七位 『北神』 アレクサンダー・C・ライバック
北神流剣士の頂点に立つ「北神」の1人。二代目北神アレックスの息子で、通称「カールマン三世」。外見は黒髪の少年で、精神面も実年齢に反して幼く、目立ちたがり屋の自信過剰な性格で「モラルの欠如した力のある子供」と評されている。
北神の象徴ともいえる魔剣「王竜剣カジャクト」の使い手で、剣の能力で重力魔術が使用でき、慣性を無視した予測のつかない動きに、斬撃の威力の強化や敵の攻撃を弾くだけではなく、敵を宙に浮かせて身動きを取れなくすることもできる。また、不死魔族の血を引くため再生速度は純血不死魔族に劣るものの傷を負っても時間をかけて再生する。
最低でも500メートルの大きさのベヒーモスを難なく倒し、父親からも才能があると評されているが、「王竜剣カジャクト」の力を自分の実力だと勘違いしているほかに、不利な状況で負けると言い訳して自分の敗北を認めない、細かいことに気づかず罠を見抜けない、相手を舐めて窮地に陥るなど未熟な面が多い。順位的には序列七位だが、「王竜剣カジャクト」使用時はもっと上でも可笑しくは無い力の持ち主。
序列六位『剣神』ガル・ファリオン
七大列強唯一の純粋な人族。剣神流剣士の頂点に立つ「剣神」。剣の聖地の本道場の主で、2人の剣帝とギレーヌの師匠。粗野で短気だが気風のいい性格。多くの剣神流剣士の例にもれず好戦的だが、無駄を嫌い合理性に基づいた効率的な行動を旨とする。
ほとんどの相手に先手を取って即死させられる圧倒的な剣速の遣い手。
三大流派の中でも最強と言われている剣神流のトップでもある、ガル・ファリオンが放つ『光の太刀』は水神流現トップである水神レイダ・リィアでさえ受け流す事が出来ないと言われている。
後に剣の聖地に修行にきたエリスを気に入って直弟子にする
序列五位『死神』ランドルフ・マリーアン
混血(不死魔族1/8)王竜王国最強の騎士「死神」。右目に眼帯をした骸骨のような風貌の男性。二代目北神アレックスの孫で三代目北神アレクサンダーの甥にあたる。
気さくな性格だが見た目に加えて不気味な笑い方と大将軍シャガールの子飼いの暗殺者という立場から非常に恐れられている。料理が趣味だが紫色を美味しそうな色と言うなど、料理のセンスはお世辞にも優れているとは言えない。
産まれてしばらくは北神アレックスの下で修行をしていたが、成人するころに仲違いして家を飛び出し独自に技を磨き、魔大陸で当時の七大列強五位「死神」ラクサスを倒し七大列強入りした。
北神流帝級相当に水神流王級相当の我流の戦士。定石を持たず使えるものはすべて使って戦う。得意技は演技で敵の思考を誘導する「幻惑剣」。列強下位では最も序列が高いが、長らく戦いから離れていたため、現在は腕が衰えていて三大流派の長には遠く及ばないと七大列強で一番弱い。
世界で最も強い者達のランキング『七大列強』ですが、ここまでが『七大列強』序列下位となります。
ここから上位の四人はこれまでとは大きな越えられない壁があり、人知を超えた者達となります。そして、ほぼラプラス絡みになっています。
序列四位『魔神』ラプラス
魔族(元龍族)魔族を統一した「魔神」。歴史上で魔神の称号を持つ唯一の人物。
ルイジェルドとの因縁も深いラプラスが序列四位となっています。
史上トップクラスの魔力総量と膨大な魔術の知識を持つ魔術師。闘気は纏えないが、魔力量に見合った強靭な肉体と優れた技術を有すので、凄まじい魔力を活かした強力な魔術を使用できる
正体は魂が2つに割れた魔龍王ラプラスの片割れで、記憶と龍族としての力を失うが「人」に対する憎しみを覚えていたため、人族を滅ぼすために魔族をまとめ戦争を起こすこととなります。
アスラ王国とミリス神聖国以外の人族の国を滅ぼすが、アスラ王国軍と七人の英雄が率いるミリス聖騎士団や獣族たちとの総力戦に敗北。魔神殺しの三英雄とルイジェルドによって肉体を失う。戦争には負けたが人族の奴隷として扱われていた魔族に一定の権利を与えた「魔族史上最高の偉人」と魔大陸では現在でも英雄視されている
そして、肉体を失う前に転生法によってラプラス因子をばらまき魂を未来に送っていて、ルーデウスやシルフィが魔力適正が高いのはこの因子の影響となっている。
まさに神話級の化物です。
序列三位『闘神』闘神鎧
「闘神」の称号を持つ最強の鎧。
『七大列強』の中でまさかの無機物(生きてたらすいません)。
魔龍王ラプラスが作った鎧。装着者は帝級の魔術でも無効化し、疲れも痛みも感じず、常に最高の力で戦うことができる。しかし、あまりの魔力ゆえに自我を持ち、装着した人物の意識を乗っ取る。
闘争本能の赴くままに戦い求め続け、敵味方関係なく装着者が命を落すまで戦い続ける狂戦士へと化してしまう。完全に乗っ取られると鎧が戦局を判断して、あらゆる武術を模倣し武器を錬成して千を超える奥義から状況に最適なものを放つようになる。弱点は装着者の身体
を回復する機能はなく無理矢理動かしているので持久戦に弱いが、無尽蔵の体力と再生能力を持つ純血不死魔族が装着者になると弱点がなくなるうえに攻撃を受けても一瞬で再生するようになり、とてつもない強さになる。
不死魔族であるバーディガーディが装着し大暴れしました。
序列二位『龍神』オルステッド
世界最強の異名を持つ百代目「龍神」。銀髪に金色の三白眼で剣呑な雰囲気の男性。顔は怖いが部下思いの「社長」。世界に支部を持ち、各国の首脳にも顔が利くオルステッド・コーポレーションの代表。
ライバル会社から刺客が送られてきて、自身を殺しに来るが、返り討ちにした上で仲間に引き入れるという懐の深さも持っている。
人知の及ばぬ本当の化け物と評される七大列強上位の中でも特に強い戦闘能力を持ち、龍神特有の固有魔術を含めた現存する全ての技と術を神級以上の技量で使え、中央大陸の絶対強者である獰猛な赤竜の群れや、水神レイダ・リィアや甲龍王ペルギウスのような神級の剣士・魔術師さえも戦えば勝ち目がないと恐れている。
序列一位『技神』ラプラス
七大列強の設立者「技神」。長年行方不明で実在を疑われている。史上トップクラスの技量を持つ膨大な技の使い手。第二次人魔大戦が終結したころに最強と呼ばれていた。しかし、本気で戦えば龍神オルステッドの方が強いらしい。
正体は魂が2つに割れた魔龍王ラプラスの片割れで、記憶と魔力を失うが「神」を打倒するため誰か(オルステッド)に技術を伝える目的を覚えていたため、七大列強を作り出し技術の研鑽を続けた。どこかで生存しているらしいが、そのことが語られることは無く、オルステッドも仲間に引き入れようとしないところを見ると何か深い理由があるようである。
そして、物語の終盤から外伝ではこの序列の入れ替わりが起こります。
六位剣神ガル・ファリオン→剣神ジノ・ブリッツ
剣の聖地でエリス・ニナ・ジノは同年代の弟子同士研鑽していましたが、ジノはその中でも冴えない男でした。
ジノはある時、欲しい物がみつかり、それを手に入れるために必死に修行に励み、半ばサイコパスめいた覚醒をします。
剣神ガル・ファリオンを倒し、剣神を継ぎました。
七位北神アレクサンダー・カールマン・ライバック→泥沼ルーデウス・グレイラット
ルーデウスは仲間の協力を得ながらアレクを打ち破ります。
信仰している物が紋章にあるというので、神の聖遺物が紋章になるかと思いきや、無難にミグルド族のお守りが紋章となりました。
五位死神ランドルフ・マリーアン→死神騎士ジークハルト・サラディン・グレイラット
グレイラットの名からも推測されるように、ルーデウスとシルフィの2番目の子供ジークです。
ラプラス因子の影響で、腕力が非常に強い。
北神アレクサンダー・カールマン・ライバックに弟子入りし、
15歳で北王の認可を受け、19歳で北帝となっています。
3.無職転生最強キャラ
物語に直接関わるキャラクターで言えば、最強なのは『龍神』オルステッドで間違いはありません。
七大列強での順位は序列二位で、技神ラプラスよりも下となっていますが、オルステッド自身が自分の方が強いと断言しています。
七大列強の下位の者はほぼ一撃で倒せる程の実力の持ち主で、ヒトガミ打倒のため転生法のため、魔力の回復が遅く、力を温存して戦う事を強いられていますが、世界最強の異名通り圧倒的な戦闘能力の持ち主で、人の世界に現存する全ての技と術を神級以上の技量で使用可能に加えて龍神特有の固有魔術も扱える。本来両手を使わなければ放てない光の太刀を片手(もしくは手刀)で放つことができ、他の流派の奥義も大半は素手で使用できるというチートスペックの持ち主です。
そして、直接対決の描写が無いので実力がわからない最強の敵。
「ヒトガミ」です。
オルステッドの目的、龍族の悲願がこの「ヒトガミ討伐」にあります。
ヒトガミがもし「人神」であったり、それと同等の力を持っているとしたらオルステッドが龍神の称号を持っており、種族として人よりも優れていたとしても、神となると神としての格が重要となり、神を討つことは用意では無いはずです。
ヒトガミは世界の何処かで突然生まれた「人神」とは違う者という見解なので強さが「神」と同等かどうかはわかりませんがルーデウスの最期の夢の中では、オルステッドはルーデウスの子孫たちを含む多くの仲間と「ヒトガミ」を討伐したことが語られます。
単体での最強キャラは「ヒトガミ」かも知れません。
劇中最強は龍神オルステッド。実際は分からないということになりそうです。
最強キャラはご意見あると思いますのでコメントお願いします
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