アニメ2期13話では遂に魔大陸から脱出し、ウェンポートから船に乗りミリス大陸に渡ったルーデウス。
アニメで見るだけでは世界観が分かりづらいところもあるので、地図で無職転生の世界を確認してみたいと思います。
メインとなるルーデウス達の軌跡と、なぜロキシーとすれ違ったのか裏で糸を引く人物をご紹介します
※ネタバレがあります。見たくない方はブラウザバックでお戻りください。
１．魔大陸とは
世界地図北東にあり、主に魔族が住む大陸。公用語は魔神語。
第二次人魔大戦末期に巨大陸が分かれてできた不毛な大地で、人族が長い時をかけて外交的手段で魔族を他の大陸から駆逐し、魔大陸に閉じ込めた。ラプラス戦役以降は封鎖は解かれている。無職転生の世界観は六面世界とされており、世界は平面で地球のように球状ではなく、世界の端がある世界観だと考察出来ます。
植物がほとんど育たないひび割れた赤茶色の大地は、辺り一面岩だらけで高低差が激しく背丈よりも高い岩が天然の迷路になり行く手を阻み、さらにCランク以上の強力な魔物が多数存在し、魔物の出ない道も無い人の世界で最も過酷な土地。食料が希少で特に野菜類が育たないため魔物の肉が主食で、建物もほとんどが土と石でできている。寝ている間も魔物の襲撃を警戒しないといけないので熟練冒険者でも一人旅は避けているが、修行するにはうってつけの場所で魔大陸を旅する武者修行者は多い。約1000年前に魔神ラプラスが魔大陸を統一したが、現在は魔大陸全土を治める者は存在せず、各地で魔王達が君臨し本人あるいはその部下が治めている。
貨幣は緑鉱銭（1000円相当）・鉄銭（100円相当）・屑鉄銭（10円相当）・石銭（1円相当）がある
貨幣価値は低いが物価も安いので魔族が貧乏と言うわけでもない
２．ルーデウスとロキシーの軌跡
フィットア領転移事件に巻き込まれ、飛ばされた魔大陸。
魔大陸の北東ビエゴヤ地方に飛ばされた直後、スペルド族ルイジェルドと邂逅します。
『エ、エリス…ボボボ、ボレアス…グレイラットです…』
が可愛い
ルーデウスとエリスはルイジェルドの助けを借りながら
ミグルド族の集落にたどり着きます。
そこでロキシーの両親と出会ったり、スペルド族の真実を聞いたりし、ルイジェルドに協力することを誓います
次に訪れたのが
魔大陸北東の端、ビエゴヤ地方に存在する巨大なクレーターの中にできた町リカリス。
魔大陸三大都市の一つで、魔王バーディガーディが治めている町です
ここで、金策のため依頼をこなしていきます。トクラブ村愚連隊との出会い、ノコパラとのいざこざを経て、リカリスの町をたちます。町を出た夜にルーデウス、ルイジェルド、エリスは固い絆を結びます。
それから1年程、おそらく4500kmの旅を経て港の町ウェンポートに到着。
（１年という期間は過酷な魔大陸を縦断したにしては相当早いらしい）
ミリス大陸から木材を輸入しているため魔大陸に多い土と石造りの家だけではなく木造建築物も存在するこの町から海を渡ってザントポートへ向かいます。
ここでロキシー師匠とすれ違い、キシリカキシリスから魔眼を貰ったりした後、ガルス・クリーナーの手引きによってルイジェルドが密航という形をとってザントポートへ降り立ちました。
そして、ルーデウスとすれ違ったロキシーは魔大陸を北上していき、魔大陸北西の先端に位置する町クラマスまで行ってしまいます。
そこでキシリカキシリスと出会うこととなる
３．すれ違いの理由
ウェンポートで近いところにいながらすれ違うこととなってしまったルーデウスとロキシー。そこにはある人物が裏で糸を引いています。
それはヒトガミです。
一見すると、ルーデウスに新しい力「魔眼」を得るきっかけを作り、今後の困難を助ける手助けをしているように思われます。
（実際、予見眼の力をルーデウスはことあるごとに活用しており、助かってはいるのですが）
しかし、ここで予言が無かった場合、砂浜のシーンの時点でルーデウスとロキシーは再会しており、困難な旅は終わっていました。
また、魔眼の力に慣れるためにルーデウスは一週間引き篭もることとなります。
このことでロキシーと再会する機会は失われロキシーは北上していくこととなります。
ヒトガミの目的はなんなのでしょうか？
それはルーデウスとロキシーを再会させないこと、おそらく実際のところはルーデウスとロキシーの娘であるララの存在を消すことを目的としています。
いろいろと胡散臭いヒトガミですが、対ルーデウスへの目的は未来で自分を封印することとなるルーデウスの子孫達、とりわけララを消し去りたいという目的で動いています。
今回はロキシーとルーデウスを再会させないことでその目的を果たしています。
「魔眼」を貰えるように予言したのは、自分の目的を果たしつつ、ルーデウスを信用させようとしている狡猾なやり方だと思います。
今後のルーデウスとロキシーの再会のアニメを楽しみにしています
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