アニメも2期に入り、13歳になり、すっかりお育ちあそばされたエリス。狂犬と呼ばれていたころと中身は大きく変わっていないかもしれませんが、ルーデウスに対する信頼は深く、その距離は間違いなく縮まっているのを感じられます。
今回はそんなエリスの魅力をご紹介します。
声優情報もあります。
※ネタバレがあります。見たくない方はブラウザバックでお戻りください。
１．エリス・ボレアス・グレイラット
アスラ王国の名門貴族ボレアス・グレイラット家の令嬢。緩やかなウェーブを描く鮮やかな真紅の髪が特徴的。
貴族の淑女として生きていくのは不可能と言われ、父フィリップも貴族としては無理だから、将来は冒険者にしようとギレーヌに剣術を教えさせていた。
もともとはそれほど強くなる気はなく適当に剣術を学んでいたが、ルーデウスに唯一勝てるのが剣術なため真剣に打ち込むようになる。
乱暴だが大切な相手だと基本的に自分から手を出すことはない（ルーデウスがセクハラすると殴るが、他の女に色目を使っても機嫌を悪くするだけで手は出さない）。
我儘な自分を見捨てずそばにいてくれるルーデウスに信頼と好意を寄せ、釣り合うような女になろうと努力している。
剣士としての才能はパウロ以上で、ギレーヌやルイジェルドも自分以上になれると太鼓判を押している。
ただし、性格の問題で水神流の技は使えない。火、水、風の初級魔術をルーデウスから教わり習得しているが、魔術を使った戦闘を練習していないので、実戦では使わない。
また、納得できる説明を受ければ嫌なことでも従う素直な一面や、自分が死んでも敵の足止めになってルーデウスが勝つならそれでいいと献身的な面もある。裏表のないさっぱりした気質で、気持ちの切り替えが早く嫌なことがあっても根に持ったりはしないが、ルーデウスを傷つけた相手に対しては問題が解決しても敵意を抱き続けている。
学校は暴力事件を繰り返し退学。家庭教師も病院送りにして辞めさせる。結果、9歳の時点で残っていたのは礼儀作法を教える乳母のエドナ・レイルーンと剣術（剣神流）を教えるギレーヌだけだった。
誘拐犯から助けてくれたルーデウスを読み書き・計算・魔術を教える家庭教師として雇う。
12歳の頃フィットア領転移事件に巻き込まれルーデウスと共に魔大陸へ転移する。そこで出会ったルイジェルドに戦い方を教わりつつ、3人で冒険者パーティーデッドエンドを結成する。フィットア領に帰る旅の道中でルーデウスを次第に「恋人」「自身の保護者」として意識するようになる。
２．エリス初体験
フィットア領へ到着すると同時に、これまでエリスとルーデウスを支え続けてくれてきたルイジェルドと分かれ、アスラ王国を目指す中、難民キャンプに到着します
離れ離れとなっていたギレーヌやアルフォンスとの再会を果たしますが、ここで二人に祖父サウロスや両親フィリップとヒルダの死亡が知らされます。
フィットア領転移事件のせいで祖父や両親だけでなく、多くの使用人たちも亡くなりました。
有能な家臣が不足している中、まずはルーデウスに対して「家臣団への入団」を認可されて勧められます。しかし本題はやはり「エリスの今後について」でした。
アルフォンスからはボレアス家の再建のために「ピレモンの妾となり、ダリウスの下に行くこと」を提案されますが、エリスの気持ちを尊重したいギレーヌは強く反対します。ギレーヌは、エリスに対して「ルーデウスと結婚して逃げること」を提案します。
エリスは「少し1人にさせて、考えるから・・・」
その後はエリスだけを1人にさせ、他の3人だけで話し合いますが、話は平行線となります。
そして夜になり、ベッドの上で眠れずに苦悩するルーデウスの部屋にエリスが入ってきます。
エリスは、この日が「自分の誕生日」であったことを話します。（この時点で15歳）
ルーデウスから誕生日プレゼントとして欲しい物を聞かれると、
「私、家族が欲しいの。私の家族になりなさい」
「一緒に寝ましょうってことよ」
そして、二人は初体験を迎えます。
３．エリス結婚
初体験を行い、有頂天になっているルーデウスは「エリスを幸せにする」と強く誓いながら眠りますが、翌朝になると彼女の姿が見当たりません。
彼が発見したのは「エリスの髪」と彼女が書き置きしていた「手紙」でした。
「今の私とルーデウスでは、釣り合いが取れません。旅に出ます」
ルーデウスは「捨てられた」と勘違いし、この影響でEDになってしまいますが、これは言葉足らずのエリスの決意の手紙でした。
初体験でルーデウスに失望したのではなく、自分より華奢で年下のルーデウスに依存し続けた自分を恥じ、ルーデウスの強さに見合うだけの自分になるという思いでした。
そして、ギレーヌと共に剣の聖地に向かい、ルーデウスと釣り合えるように5年の修行を行います。
そして、龍神オルステッドと戦うこととなったルーデウスはエリスに手紙を送ります。
そこには
「エリスが自分に愛想を尽かしていなくなったのは勘違いだったこと」
「現在二人の妻がいて、三人目に迎え入れたいということ」
「龍神オルステッドに戦いを挑むこと」
が書かれていました。
剣の聖地の同門のニナが騙されているとエリスに忠告しますが、最後の龍神オルステッドに戦いを挑むという内容を聞くと、
「急がないと、遅れちゃうわね」
と、ギレーヌと共に駆け出します。
そして、ルーデウスは家族を守るために必死になって戦いますが、オルステッドの圧倒的な力の前に倒れてしまいます。
そして、オルステッドからトドメの一撃を喰らいそうになる瞬間
「待たせたわね、ルーデウス」
魔大陸を冒険していた頃とは比べ物にならない程の強さを身につけたエリスが、駆け付けます。
龍神オルステッドとの戦いでは殺されはしませんでしたが、敗北し、ルーデウスはオルステッドの軍門に下ることとなります。
既に二人の妻を持つルーデウスにエリスは身を引こうと考えたものの、書き置きの誤解が解けたルーデウスがエリスへ自身の素直な気持ちを伝え、エリスも不器用ながらルーデウスの告白を受け入れて二人は結婚します。
ずっとルーデウスを思い続け、釣り合うだけの力を手に入れたエリスが報われたのです。
ルーデウスと釣り合う為に強さを求めるというのがエリスらしいところですね
４．エリスの声優は？
エリスの声優は
加隈 亜衣 さんです
ゆらぎ荘の幽奈さん 荒覇吐呑子 役
D.Gray-man HALLOW リナリー・リー 役
で活躍されています
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