語尾が「ですぅ♡」でお馴染みの前世の先生フィリメス。
見た目は幼い印象のある美少女で、エルフ特融の華奢な身体と長い耳が特徴です。「S編」ではシュンやカティアとパーティーを組んでいる先生ですが、エルフという種族がなにやら暗躍していたり、先生も授業をさぼって姿が見えないことが多いなど謎の多い人物です。
そんなフィリメスの魅力と謎をご紹介します。
声優情報もあります。
※ネタバレがあります。見たくない方はブラウザバックでお戻りください。
1.ポティマスの娘フィリメス・ハァイフェナス
エルフの族長であるポティマス・ハァイフェナスの娘。転生前は「岡崎香奈美」という、シュンやカティアの高校の女性教員だった。エルフの種族としての能力と転生者特有のポテンシャルで、かなりの魔法の才能を持つ。転生後は父・ポティアスと目的こそ違えど「転生者の保護がしたい」という利害が一致したこともあり、多数の転生者たちをエルフの里に保護することに奮闘している。
今世の年齢はシュンやカティアたちと同じぐらいだが、寿命が長い分身体の成長が遅いエルフという種族なために未だ少女程度の容姿をしている。そのため、身体能力は(戦闘訓練を積んだ)転生者たちの中では最低クラスである。
ゆったりとした話し方や、生前から蜘蛛などのゲテモノ好きだという不思議キャラなところが目立つが、転生者たちの中で唯一生前成人していたこともあり、危機的状況での冷静な判断は誰よりも優れている。
シュンやカティアたちには見せていない裏の顔があるような描写がある。
なお、他の転生者たちが今世の名前で呼び合う中、彼女だけは生前の「先生」や「岡ちゃん」という愛称で呼ばれることが多い。
2.転生者特典「生徒名簿」
先生の持つ転生者特典、「生徒名簿」。
このスキルは生徒たちの過去・現在・未来を知ることが出来るという特殊なスキルです。
ただし、このスキルで閲覧できるのは本当に簡単な情報だけです。
過去、どこどこで生を受ける。
現在、健康、病気、疲労などその名前の持ち主の現在の状態を一言で表します。現在地などはわかりません。
未来、その生徒が死ぬ大雑把な時間と、死因が書かれています。
このスキルはどこぞの邪神がこのほうが面白くなりそうだからと与えられたスキル。そして、ほとんどの生徒が、20年以内に死亡することが記されています。赤ん坊の頃に死んでしまうと書かれていた生徒の名前が、いつの間にかひっそりと消え空欄になっていることに気づき、先生は覚悟を決め、転生者の保護に動き出します。
エルフの族長ポティマスの娘として転生した先生は、ポティマスの協力を仰ぎます。先生は生徒の保護のため、ポティマスは己の目的のため、転生者の保護に動きます。
ある時はお金で解決し、ある時は誘拐まがいのこともし、生徒を保護していきます。授業をさぼっていたのは転生者の保護のため、エルフと共に動いていたからです。
先生は、エルフは善意で生徒を保護している訳ではないことを察しており、不安を感じながらも使命感で探索を続けます。
3.蜘蛛子とフィリメス
蜘蛛子は他の転生者にはあまり関心を持っていませんが、先生は特別大切に思っているシーンが多いです。
「白」こと蜘蛛子の前世は転生前は教室に巣を張っていた一匹の蜘蛛。
その蜘蛛に「若葉姫色」が偽の記憶を植え付けて転生させたのが、今の蜘蛛子です。
先生は蜘蛛など一般的に忌避される生き物に親しみを持つというややズレた感性の持ち主で、一人の男子生徒が蜘蛛を叩き潰そうとしたとき、それを制止した。
それどころか、生物係なんてものを作って、世話をしようとまで提案していた。(担当になった生徒が泣き出したので実現しなかった)
蜘蛛子にとって先生は「若葉姫色」としての先生というだけでなく、蜘蛛としての命の恩人でもあります。
ですので、蜘蛛子は先生のことは特別扱いしており、落ち込んでいる先生に優しい言葉を掛けたり、ユーゴーのスキル消去を行った際に反動で先生の魂が崩壊寸前まで消耗したのをシステムに介入し保護したりと、先生を陰に日向にフォローしている。
フィリメスの声優は奥野香耶さんです。
デスマーチからはじまる異世界狂想曲 タマ・キシュレシガルザ役
ハッカドール THE あにめ〜しょん ハッカドール2号役で活躍されています。
フィリメスの活躍を楽しみにしています。
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