クールな見た目と冷ややかな視線のエルフの長ポティマス。
ソフィアに首を撥ねられたのにエルフの里で復活していたり、蜘蛛子編では何やら悪だくみをしていたりとなにかと謎の多い男です。彼は遥か昔から生きていて世界の真実を知る人物の一人です。そんなポティマスの紹介とアリエルとの因縁についてご紹介します。
声優情報もあります。
※ネタバレがあります。見たくない方はブラウザバックでお戻りください。
1.ポティマスとは?
太古からエルフの頂点として君臨し続ける族長。一族からは神のような存在として敬されている絶対的存在。自分以外のすべての存在を見下している傲岸不遜なエゴイストで、一々他人の感情を逆撫でせずにはいられない無礼な言動が特徴的。彼にとっては自分の子も多少価値のある駒に過ぎない。一方で大事にあっても戦力の出し惜しみをする傾向にあり、事件ごとに手持ちの戦力を参照しての損得計算を一々行う。
2.だいたいコイツが悪い?!ポティマスの目的
死にたくないというその一心で世界を混乱の渦に叩き込んだ。天才にして天災。エルフという新種に自らを進化させ、完全なる不老不死を目指して研究を続けていた。
システム稼働前から生き続ける勤勉の支配者。
遥か昔、システム適用以前の世界でMAエネルギーを発見し、星を食い潰す兵器の設計図を世界各国に持ち込んだ諸悪の根源。
長年に渡ってエルフの里から出てこずに、世界各国に手駒を用いた情報網を築く程度で研究はともかく積極的な活動は行っていなかった。手元に転生者のひとり「岡」が来たことをきっかけに他の転生者に興味を持ち、表向きは彼女の希望に沿う形で誘拐を行ってその多くを手元に拉致した。その過程の中で古くからの敵対者アリエルやダスティンとの抗争を激化させる。
転生者を保護、軟禁しているのも外界からの保護では無く、別の星の魂を利用して、自身が神に至り不死となれるのでは無いかと考えたためであり、別段期待はしていないが実験の一つとして転生者を集めていた。
保護された転生者にスキルを取らせないように誘導していたのは、スキルを取得することで別の星の魂がこの星の魂と混ざる可能性を避けるためである。
転生者が無事だったのはポティマスの性格的に不幸中の幸いであり、
「慎重に慎重を期して、実行に移してなかったのが幸いしたねー。
あと一年遅かったら機材も完成して転生者たちはミキサーにかけられてたかも」
と後にアリエルは言っているシーンがあったりします。
3.蜘蛛子・魔王アリエルとポティマス
蜘蛛子一行が旧文明時代の遺構を発見した際にはかつて彼が設計した対龍兵器の暴走によって星そのものに危機が訪れたことから、敵対関係にあるダスティン、アリエルおよびギュリエディストディエスと共闘する。しかし、蜘蛛子達に提供した兵器にわざと欠陥を残していたり、隙あらばアリエルと蜘蛛子の殺害を企てたりと、己の身の危機的状況さえも利用して敵を排除しようとする。
世界を破滅の間際に追い込んでおきながら素知らぬ顔で居続けるポティマス。そのため世界の真実を知るアリエルをはじめ、彼の本性を知る者からは蛇蝎の如く嫌われている。
アリエルは遥か昔にポティマスが作り上げた実験生物の一つであり、アリエルにとっては父と言える存在です。しかし、アリエルは生まれた時から体を毒に侵されていました。
生存のためにポティマスから処置を施されていましたが、旧文明時代にポティマスが指名手配され、アリエルを放置して姿をくらまします。
このままでは死ぬ運命にあったアリエル。そのときにサリエルに拾われたという経緯があり、その後の顛末からポティマスを激しく憎んでいる。
アリエルの最期の戦いでは、因縁の関係に終止符が打たれます。
4.ポティマスの声優は?
ポティマスの声優は森川智之さんです。
クレヨンしんちゃん 野原ひろし役
ブラッククローバー ユリウス・ノヴァクロノ役で
活躍されています。
ポティマスとアリエルの戦いを楽しみにしています。
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