燃えるように赤髪に釣り上がった目が特徴のツンデレお嬢様のエリス。
祖父サウロスの影響で手の付けられない乱暴者に育ち、気に食わない事があるとすぐに手を出す。ルーデウスも出合い頭に殴り飛ばされるシーンがありました。
直情的ですが時々見せる仕草が可愛く、家族・仲間に対する愛情は深いなどとても魅力的なキャラです。人気ランキングでは主人公のルーデウスを抑え、1位になっています。
そんなエリスの魅力をご紹介します。
声優情報もあります。
※ネタバレがあります。見たくない方はブラウザバックでお戻りください。
1.エリス・ボレアス・グレイラット
アスラ王国の名門貴族ボレアス・グレイラット家の令嬢。緩やかなウェーブを描く鮮やかな真紅の髪が特徴的。
祖父サウロスの影響で手の付けられない乱暴者に育ち、気に食わない事があるとすぐに手を出す。貴族の淑女として生きていくのは不可能と言われ、父フィリップも貴族としては無理だから、将来は冒険者にしようとギレーヌに剣術を教えさせていた。もともとはそれほど強くなる気はなく適当に剣術を学んでいたが、ルーデウスに唯一勝てるのが剣術なため真剣に打ち込むようになる。
乱暴だが大切な相手だと基本的に自分から手を出すことはない(ルーデウスがセクハラすると殴るが、他の女に色目を使っても機嫌を悪くするだけで手は出さない)。
我儘な自分を見捨てずそばにいてくれるルーデウスに信頼と好意を寄せ、釣り合うような女になろうと努力している。
剣士としての才能はパウロ以上で、ギレーヌやルイジェルドも自分以上になれると太鼓判を押している。ただし、性格の問題で水神流の技は使えない。火、水、風の初級魔術をルーデウスから教わり習得しているが、魔術を使った戦闘を練習していないので、実戦では使わない。
学校は暴力事件を繰り返し退学。家庭教師も病院送りにして辞めさせる。結果、9歳の時点で残っていたのは礼儀作法を教える乳母のエドナ・レイルーンと剣術(剣神流)を教えるギレーヌだけだった。
誘拐犯から助けてくれたルーデウスを読み書き・計算・魔術を教える家庭教師として雇う。
12歳の頃フィットア領転移事件に巻き込まれルーデウスと共に魔大陸へ転移する。そこで出会ったルイジェルドに戦い方を教わりつつ、3人で冒険者パーティーデッドエンドを結成する。
フィットア領に帰る旅の道中でルーデウスを次第に「恋人」「自身の保護者」として意識するようになる。また途中ルーデウスが龍神オルステッドに殺されかけたもののその経験から乱魔を習得したことから、オルステッドと再戦しようとしていると勘違いする。
フィットア領に帰り、フィリップ、ヒルダ 、サウロスの死を知る。他親族に頼ることもできず、ルーデウスも自身を置いて家族の捜索の旅に出ると思ったエリスは「家族になればルーデウスと別れずに済む」と考え、愛情と依存、自暴自棄が入り混じったままルーデウスに迫り、契りを交わす。
しかし、翌日、
「今の私とルーデウスでは、釣り合いがとれていません。旅に出ます」
書き置きを残して出奔する。
書き置きをルーデウスは「ルーデウスは不甲斐なく私に相応しくない」と解釈。「エリスが愛想を尽かして自分を見捨てた」と思いEDになってしまいます。
2.待たせたわね
ルーデウスは、エリスがルーデウスを見捨てたと思っていましたが、実際は、エリスの方が不甲斐なくルーデウスと釣り合いが取れていないという書き置きでした。
体を重ねているときにルーデウスの体の幼さ、そしてそんな幼い体に依存し続けたどころか龍神オルステッドからルーデウスを守れず殺されかけ、それなのに今後もルーデウスに依存しようと体で迫った自身の未熟さと浅ましさを自覚。「今の私は未熟でルーデウスに相応しくない」と思い、次こそルーデウスをオルステッドから守ろうと、ボレアスの名を捨てギレーヌと共に剣の聖地で修行することを決意。
ルーデウスに心配をかけない為にあえて簡潔に残した書き置きを置いて出奔しました。
その後、剣の聖地で剣神ガル・ファリオンに師事し修行を始める。オルステッドへの対策として北帝オーベール・コルベットから北神流も学び北聖になり、水神レイダ・リィアからは水神流への対応も学ぶ。修業を始めてから5年後、剣王となり剣神ガル・ファリオンより免許皆伝を授かった。
この時点で、ギレーヌに勝利することを条件に剣帝を名乗ることも認められており、実質的には剣帝級の腕前に届いている。
剣の聖地を去る直前、ルーデウスからの手紙が届いた。自分の行動でルーデウスが傷ついて、他の女と結婚したことにショックを受けつつも、ルーデウスが龍神オルステッドと再戦することを知りシャリーアに向かう。敗北したルーデウスと共に龍神オルステッドの軍門に降る。ルーデウスが龍神オルステッドの軍門に降った後、既に二人の妻を持つルーデウスに自身は身を引こうと考えたものの、書き置きの誤解が解けたルーデウスがエリスへ自身の素直な気持ちを伝え、エリスも不器用ながらルーデウスの告白を受け入れて結婚する。
他の二人の妻と比べて女性らしくないことを悩む時期もあったが、二人の妻同様に自分にできること(共に戦うこと)でルーデウスを支えればよいと折り合いをつける。妊娠期間以外はほぼルーデウスの出張に同行し護衛を務める。
ルーデウスとは息子アルスと娘クリスティーナをもうけている。
3.ifの世界
無職転生ではルーデウスがいない世界。ルーデウスが選ばなかった世界と言える
パラレルワールドがあります。
ルーデウスの存在しない歴史では剣王にはなっておらず、上級剣士止まり。アスラ騎士団へ入団しルークに一目惚れされてしまい、求婚の末折れて結婚したらしい。またアリエルが王となる際、祖父サウロスと父フィリップを第二王女派に引き込む役目があるそうです。
ある世界では、旅の終りに姿を消し修行に出てしまったエリスとルーデウスはまだ和解できていません。
ある事件のせいで失意のどん底に落ちたルーデウスは再会を果たしたエリスを拒絶さえしました。そして精神的に追い込まれたルーデウスは自分の妻を殺した者と戦い破れてしまいます。そんな状況でルーデウスを庇い絶命したのがエリスでした。数年もの間、好きな人のために剣の腕を磨き、その努力が報われなくても最後までルーデウスのために行動したエリス。
不器用で純粋なとても魅力的な女の子です。
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