作画・作画と何かと言われている魔法科高校の優等生。大人気アニメ魔法科高校の劣等生のスピンオフ作品としてコミカライズされ、アニメ化されました。
魔法科高校の優等生は劣等生のアニメ1期。入学編~九校戦編までを深雪の視点で描かれており、劣等生では描かれなかったシーンや、ライバルキャラ達が登場します。
魔法科高校の劣等生の入学編~九校戦編までを振り返ってみたいと思います。
声優情報もあります。
アニメ勢の方はお気を付けください
※ネタバレがあります。見たくない方はブラウザバックでお戻りください。
1.魔法科高校の劣等生とは
オンライン小説投稿サイト「小説家になろう」で連載され、長らくランキング一位を保ちつづけていた看板作品。「横浜騒乱編」の大幅な加筆修正などを理由とし、現在は見ることが出来ない。21世紀末の日本が舞台で、魔法と称される技術も科学的な理論で説明される近未来SF。
2020年12月の時点で、コミックス含めシリーズ100冊突破、紙&電子書籍の累計発行部数も2000万部を突破している。
「劣等生」というタイトルは半分詐欺のようなもので主人公である司波 達也は魔法実技の評価は「劣等生」であるが、人間離れした能力を多数身につけており入学当初から注目を集める。
妹の司波深雪は1年A組の一科生で生徒会書記を務める。才色兼備の見本のような美少女で、同学年の者では太刀打ちできない程の最高クラスの魔法師である。そして、もはや手遅れの深刻なブラコンである。
四葉家という秘密主義の家系の次期当主候補として将来を縛られた妹・深雪と、そのガーディアンとしてやはり束縛されている兄・達也が、自分たちの自由を掴み取ろうとする物語が大筋となっている。兄妹の高校在学期間を舞台とし、「優等生」も「劣等生」もひっくるめた、学内・学外を問わない多数のキャラクターの物語が繰り広げられる。
2020年9月に発売された第32巻「サクリファイス編/卒業編」をもって本編が終了しているが、本編最終巻が発売された翌月の2020年10月に、直接の続編「続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー」が発売。
さらに2021年1月に、2人の少女を主人公とした新シリーズ「新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち」が発売されるなど、魔法科高校シリーズの展開は続いている。
また、2021年2月28日、新作「魔法科高校の劣等生 追憶編」制作決定を発表。放送時期は未定だが、テレビシリーズの続編が決定している。
2.入学編
1995年から分岐した近未来が舞台。この世界では「魔法」と呼ばれる先天的な超能力が体系化されており、魔法は国家にとっても欠かせないもの。第一高校もそんな魔法技能師養成を目的とした機関です。この学校に主席入学を果たしたのは司波深雪。彼女は将来を約束されるエリートクラス「一科(いっか)生」に、一方で彼女の兄である達也は補欠の「二科(にか)生」として入学します。落ちこぼれと揶揄される二科生でありながら、達也は入試の魔法理論と魔法工学では前代未聞の満点を叩き出しました。
達也は人付き合いもうまく、難なくクラスメイトたちと打ち解けていきます。ところがある日、一科生でも実力のある生徒・森崎との揉め事に巻き込まれてしまいました。しかし二科生である達也が森崎を圧倒。これにより達也は注目される存在へとなっていきます。
主席の深雪は慣例に従い生徒会入りします。達也も森崎との一件があったことで、校内の違反行為を取り締まる風紀委員にスカウトされました。
風紀委員として巡回をしていた達也は、偶然遭遇した騒動を収束させます。このとき彼が倒したのは学内トップの実力者と目されていた剣術部の桐原武明(きりはらたけあき)でした。これをきっかけにさらに達也はより注目されることに。
そんな中、今度は学園に「反魔法国際政治団体ブランシュ」のメンバーが奇襲をかけてきます。深雪との穏やかな日常を壊されたことで、達也はブランシュの壊滅を決意。
鮮やかな手口で情報を得た達也は、深雪やクラスメイトたちとともに本拠地に乗り込むとあっさりと敵を無力化させてしまうのでした。
入学編は単行本で上下巻の2冊。アニメでは7話となっており、放送当時はいつまで入学気分なんだと言う声が聞かれていました。
3.九校戦編
毎年夏に開催される親善球技大会「九校戦」。全国にある9校の国立魔法大学付属高校による大会です。深雪は新人戦のエース選手として、達也は大会の肝となるCAD(術式補助演算機)を調整するエンジニアとして抜擢され、遠征に向かうことに。
達也は学生業の傍らエンジニアとして新製品を開発するなど、その実力は学生レベルをとうに超えていました。彼がCAD調整を担当した生徒はいつも以上の力を発揮し、彼の底知れぬすごさが少しずつ周りに伝わっていきます。
第一高校の選抜チームは遠征先へと向かいますが、いくつものトラブルが彼らを襲うことに。学生とエンジニアのほかに国防軍にも関わりのある達也は、関係者から香港系犯罪組織の関与についてほのめかされるのでした。
開幕した「九校戦」でも第一高校には次々とアクシデントが起こります。その結果エンジニアとして同行していた達也は急遽新人戦に参加することに。
彼はクラスメイトで魔法理論は司波兄妹に次ぐ成績を収める吉田幹比古(よしだみきひこ)と肉体の力だけで魔法に匹敵する威力の拳を繰り出せるほどの運動能力と耐久性を持つ西城 レオンハルト(さいじょう レオンハルト)とともに急遽モノリス・コードに出場することになる。
爆裂の二つ名を持つ十師族「一条家」の御曹司、「クリムゾン・プリンス」の異名を持つ一条将輝が率いる第三高校を破り勝利を収めます。達也のCADと深雪の活躍により、第一高校は新人戦だけでなく総合優勝を果たしました。
その裏で大会中に第一高校に起きたアクシデントは、九校戦で賭博をしていた犯罪組織ノー・ヘッド・ドラゴンのせいだと判明。彼らが深雪のCADにも細工をしようとしていたことを知った達也は激怒します。独立魔法大隊の力を借りて組織の本拠地を襲撃し、幹部含めた構成員を抹消するのでした。
お兄様の実力が学外まで知れ渡ったり、深雪と雫の対戦がアツかったり、お兄様が軍関係者だったり、お兄様強い上に容赦無いだったりと。さすおにが止まらない九校戦編です。
魔法科高校の優等生は九校戦編までが舞台となっています。
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